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エバンジェリストとは?意味や語源、仕事内容、求人内容例をご紹介!

この世の中には

  • トイレットペーパー切り係
  • 恋人に別れを告げる代行人
  • ウォータースライダー検査人
  • ゴルフ場の池に落ちたボールを拾う、ゴルフボールダイバー

などさまざまな職業が存在しますが、そのなかでも「エバンジェリスト」という職業を耳にしたことはありますか?
「某新世紀アニメのファンのこと?」と思った方は残念ですがそうではありません。(語源は近いものがありますが。)

今回は言葉の響きがかっこいい「エバンジェリスト」について解説いたします!


目次[非表示]

  1. 1.エバンジェリストの意味・語源とは
    1. 1.1.エバンジェリストの意味
    2. 1.2.エバンジェリストの語源
  2. 2.エバンジェリストの役割とは
  3. 3.エバンジェリストの仕事内容とは
    1. 3.1.プレゼンテーション
    2. 3.2.説得力のあるメッセージを発信する
  4. 4.エバンジェリストを採用するとなったら
    1. 4.1.エバンジェリストの求人内容
      1. 4.1.1.職種・業務内容について
      2. 4.1.2.給与について
    2. 4.2.エバンジェリストを採用する際のオススメ求人媒体
      1. 4.2.1.リクナビNEXT
      2. 4.2.2.DoDA(ドゥーダ)
      3. 4.2.3.Indeed(インディード)
      4. 4.2.4.Glassdoor(グラスドア)
  5. 5.エバンジェリストとは「困っている人を成功に導くスペシャリスト」

エバンジェリストの意味・語源とは


エバンジェリストの意味

エバンジェリスト(Evangelist)をそのまま日本語に翻訳すると「伝道師」という意味です。「伝道師」というのは宗教的な意味合いでいうと「神からの良い知らせを人々にわかりやすく言い伝える役割の人」のことです。

そして現在、日常的に使用される「エバンジェリスト」という言葉は主にIT業界で使われている職業で、「ITのトレンドや技術を広める人物のこと」

  • テクノロジーエバンジェリスト
  • テクニカルエバンジェリスト
  • デベロッパーエバンジェリスト
  • テックエバンジェリスト
  • デジタルエバンジェリスト

などと呼んでいます。

TwitterなどのSNS上では

  • 乗馬エバンジェリスト
  • 公務員エバンジェリスト
  • 治験エバンジェリスト
  • 働き方エバンジェリスト
  • 博多屋台エバンジェリスト

とその分野に詳しい人間であることを表現するために"エバンジェリスト"という表現をアカウント名に使う方もいます。エバンジェリストを名乗るのに特別、資格などはいりません。

エバンジェリストの語源

そもそもの「エバンジェリスト」という言葉の成り立ちは、キリスト教のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネに帰属する四福音書の正典のタイトル「ユーアンゲリオン(ギリシャ語:εὐαγγέλιον)」が元になっています。それをラテン語化したものが「エワンゲリウム(Evangelium)」。それが転じて「エバンジェリスト」という言葉が誕生しました。

そして、「テクノロジーエバンジェリスト」のような「○○エバンジェリスト」という言葉が使われるようになったのは、Apple社のマイク・マレー氏かマイク・ボイチ氏が「ソフトウエアエバンジェリスト」という造語を作り上げたことが発端と言われています。

※ネット上ではエバンジェリスト、エヴァンジェリスト、エバンゲリスト、エヴァンゲリスト、といくつかの表記が見受けられますが、しっくりしたものをお選びください。

エバンジェリストの役割とは

軽く前述していますが、エバンジェリストの主な役割は「雇用元の最新技術やツールを愛してくれるユーザーのコミュニティを構築する」こと。
といっても単に雇用元の技術を広めるだけでは終わりません。"この業界では、この技術は使って当たり前だよね!"というレベルまで確立するのがエバンジェリストの役目です。

イメージとしては"セールスマン"の立ち位置、というよりも"信頼できるアドバイザー"の立ち位置です。

【エバンジェリストのイメージ図】

エバンジェリストは技術的な能力だけではなく、その技術が仕事や日常生活にどのように役立つのかをアピールする能力も求められます。テクノロジー、セールス、マーケティング、リーダーシップ、さらには心理学や演技力の要素を兼ね備えた人がエバンジェリストになれるのです。

エバンジェリストの仕事内容とは


エバンジェリストの仕事内容はイベントや雇用元、顧客とのコミュニケーション(時にはサポート)、コンテンツ作成(ブログ記事、動画など)をミックスしたようなものでその役割は多岐に渡るため、「決まり切った一日の業務」というものは存在しません。

またエバンジェリストは雇用元の企業によって開発部門やマーケティング部門など所属する部署も責務も異なるので、場合によってはマーケティング分析やコーディング、運用プロセス改善といった業務も含まれていることもあります。

その中でも多くのエバンジェリストに共通する仕事内容はどのようなものでしょうか?

プレゼンテーション

カンファレンスや大型イベントでプレゼンテーションをするのはエバンジェリストの仕事。エバンジェリストは企業やその技術スタッフ、外部の開発者との間の仲介者のようなもので、エンジニア、はたまた決定権をもつキーパーソンなどそれぞれ異なる立場の人たちにプレゼンします。技術的な話もできないといけませんが、その中にストーリー性や感動を見いだす力も必要となってきます。

説得力のあるメッセージを発信する

雇用元の技術や製品の価値を世の中にアピールするのもエバンジェリストの仕事。利害関係者の間で効果的にコミュニケーションを取るために、著書を書いたり、SNSやブログにて最新情報を発信します。またその技術分野の専門家でなければいけませんのでつねに情報収集もします。

エバンジェリストを採用するとなったら

「エバンジェリストを採用したい…!」というような方のために、求人情報の内容やオススメの求人媒体をまとめました!

エバンジェリストの求人内容

職種・業務内容について

「エバンジェリストって何をする人かわかってるよね?」という体で書かないのがポイントです。
残念なことに「エバンジェリスト」という言葉がまだ日本にそれほど浸透していません。
各媒体を「エバンジェリスト」というキーワードで検索しましたが、直接「エバンジェリスト」の職種名が入った求人がヒットしたのはIndeedのみ。それ以外の媒体だと求人内容に「エバンジェリスト」という単語は入っているものの職種は、

  • 導入コンサルタント
  • IT技術営業
  • パートナーセールス

などと求職者が検索しやすく、業務内容が想像しやすい言葉に工夫されていました。

また業務内容についても「新しいサービスや製品を利用したいと思っていてもどのように進めていけばよいのか悩んでいるような顧客に対して、新しいテクノロジーのサービス企画や開発のプロジェクトマネジメントをおまかせする」というように詳細を記載しましょう。

給与について

求人を調べる限り、日本国内で募集されているエバンジェリストの年収は、厚生労働省が発表している

平成2018年(平成30年)度の男女計賃金:306万2000円
(参考:平成30年賃金構造基本統計調査の概況)

より高めに設定されているものがほとんど。やはり、さまざまな業務がミックスされたエバンジェリストは安く雇うのは難しいでしょう。IndeedとGrassdoorにて検索した結果をご紹介します。

【Indeedにて検索】

給与レポートでは検索にヒットしませんでしたので、職種に「エバンジェリスト」が含まれる求人をチェックしました。

最低年収は253万4400円(時給1200円×8h×22日×12カ月計算)
最高年収は1000万円

その他
年収385万~607万円
年収400万~600万円
年収450万~600万円
年収500万~900万円

※すべてIT業界の案件です。
(参考:Indeed・2021年1月通常検索)

すでにエバンジェリストとして活躍している方を募集するというよりも今後エバンジェリストとしてステップアップしたい求職者を募集する案件がほとんど。なかにはアルバイトのエバンジェリストを募集するものもありました。

【Glassdoorにて検索】

アメリカのテクニカルエバンジェリストの求人を調べたところ

最低年収$17000
最高年収$243000
1ドル100円換算だと…
最低年収170万
最高年収2400万円

(参考:Glassdoor・2021年1月通常検索)

海外だと「エバンジェリスト」が浸透しているため求人も普通にヒットします。重役を任される案件が多く、給与も日本の求人と比べ高いものがほとんどでした。

エバンジェリストを採用する際のオススメ求人媒体

タウンワークやマイナビのような通常の求人媒体ではなく転職に強い求人媒体を使うのがオススメです。他にもIndeedのような求人検索エンジンを使うのも安定。エバンジェリストの求人内容を参考にするならGlassdoorをチェックしてみるのがオススメです。


リクナビNEXT

ある程度経験を積んだ人材をエバンジェリストとして育て上げるならリクナビNEXTがオススメ。リクナビNEXTはリクルートキャリアが運営する転職サイト。転職系の求人メディアの中では求職者の年齢層が高め。

リクナビネクストの料金表はこちら

DoDA(ドゥーダ)

じっくり一からエバンジェリストとして育て上げるのであればDoDAがオススメ。DoDAはパーソルキャリアが運営する転職サイト。20代~30代の若手、未経験に強いのが特徴です。

DoDAの料金表はこちら

Indeed(インディード)

上記の求人媒体以外でもうひとつ求人をかけておきたい…となったなら、ここは安定のIndeedでしょう。Indeedは株式会社IndeedJapan(株式会社リクルートホールディングス)が運営する、全世界合わせて1600万件以上の求人募集案件が掲載されている世界No.1の求人検索エンジンです。

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Glassdoor(グラスドア)

Glassdoorは企業口コミサービスでアメリカではIndeedに次いでNo.2の求人サイトです。日本ではまだサービスは展開されていませんが、エバンジェリストの求人は多く掲載されているため、求人原稿の参考にオススメです。ただし求人をまるまるコピーは著作権違反なのでご注意を。

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エバンジェリストとは「困っている人を成功に導くスペシャリスト」

いかがだったでしょうか?

かんたんに内容をまとめると

  • 現在でいうエバンジェリストは「信頼できるアドバイザー、専門家」のこと
  • エバンジェリストの業務内容はプレゼンテーションなど多岐にわたる
  • エバンジェリストの年収は平均よりも高め

日常生活でエバンジェリストという言葉を見かけたり聞いたりした際、まずは「あー、何かに詳しい人なんだなー」というイメージができれば大丈夫です。

採用ハックのコラムを読んで、あなたも「採用エバンジェリスト」になりましょう!

宇野享平
宇野享平

インビジョン株式会社 鼓舞屋/主に求人原稿とHRハッカーのライティング、メールマガジンの配信をしています。最近は入浴剤にハマり中。


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