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リーダーシップとは?マネジメントとの違いとタイプ別メンバー育成の使い分け

メンバー・部下の育成にはリーダーシップとマネジメントの違いや使い分け方を理解することが重要です。


必ずと言っていいほど社内で課題に上がるメンバー・部下育成。


「あの人はよくやってくれるのに、あの人は全然動いてくれない…。
それぞれどんな風に接したら良いんだろう?」

こんな風に思い悩んだことはないですか?


メンバー・部下の育成を上手に行い、優れたリーダーとして活躍するには、リーダーシップとマネジメントの違いを理解し、使い分ける必要があります。

今回は、優れたリーダーになりたい!という方向けに、
リーダーシップとマネジメントの意味や違い、メンバー・部下に応じた使い分け方を紹介します!

目次[非表示]

  1. 1.今の時代、優れたリーダーに必要なものとは?
  2. 2.マネジメントとリーダーシップの意味と違い
    1. 2.1.マネジメントの意味は「管理」
    2. 2.2.リーダーシップの意味は「導き」
    3. 2.3.マネジメントとリーダーシップの明確な違い
  3. 3.タイプ別!メンバー・部下に応じた使い分け方
    1. 3.1.メンバー・部下への接し方は大きく4つのタイプに分かれる
    2. 3.2.メンバー・部下の習熟度を見極めてタイプを使い分ける
  4. 4.マネジメントとリーダーシップの違いを理解して優れたリーダーに


今の時代、優れたリーダーに必要なものとは?

まずは、今の時代において、優れたリーダーに必要な条件とは何か説明します。

今の世の中、不確実で変化の多いVUCAの時代。
押し寄せ続ける変化の波に対応しなければなりません。
これまでリーダー権限を与えられてきた「経験豊富な年長者」は、どんどん淘汰されていきます。

これからは、変化に対応しながらチームのパフォーマンスを最大化させ、共通のビジョンや目標を達成させる次世代のリーダーが必要なのです。

そのための7つの条件として、以下のものが挙げられます。


  1. リーダーとしての明確なビジョンを持つ
  2. 情熱を持ちリーダー自身が結果を出す
  3. メンバー・部下をリーダーとして育成できる
  4. スピードを持って業務に取り組む
  5. チームワークを大切にする
  6. 企業倫理を遵守する
  7. 高い品質を追求する

これらの条件を満たし、次世代リーダーとして活躍するには、リーダーシップスキルとマネジメントスキルの両方を身につける必要があります。

マネジメントとリーダーシップの意味と違い


では、マネジメントとリーダーシップの意味と違いをみていきましょう。

マネジメントの意味は「管理」

マネジメントとは、一言でいえば「管理すること」。
語源はラテン語で「手」を意味しており、「目的の方向へ動きを制御する」という意味合いがあります。
定められた戦略やルールに従い、効率的に組織を運営する機能です。
一旦決めたことをきちんと回していくという役割を担います。
具体的には、短期的な計画や目標設定、目標進捗管理や評価、メンバー・部下のフィードバックやフォローなど、チームがミッションを前進させれるよう様々な業務を行います。

リーダーシップの意味は「導き」

リーダーシップとは、一言でいえば「周りを巻き込み変革すること」。
言葉を訳すと、「導く」という意味合いを持っています。
人と組織を動かし、変革を推し進める機能です。
不確実で変化の多い世の中で、人と組織を変革していくという役割を担います。
具体的には、長期的なビジョンを示したり、メンバーを一つの大きなビジョンに向かって動機付けさせます。

マネジメントとリーダーシップの明確な違い

上記の説明でそれぞれの違いはなんとなくわかったかと思いますが、より明確に違いを比べてみましょう。
それぞれのキーワードを図でまとめてみました。


リーダーシップ
マネジメント
周りを巻き込み変革する
周りを管理する
変革
現状保全
未来志向
現在志向
リスクをとる
確実にルールを守る
新しく生み出す
決まっていることをうまく回す

このように、リーダーシップとマネジメントには明確な違いがあります。
より良い未来のために新しい方向性を示すリーダーシップ、それに向かって確実に前進させるマネジメント、どちらも優れたリーダーに必要な重要スキルなのです。


タイプ別!メンバー・部下に応じた使い分け方


リーダーシップとマネジメントそれぞれのスキルを、メンバー・部下の育成においてどう使い分ければ良いのでしょうか。
注目するべきポイントは「メンバー・部下の業務習熟度」です。

メンバー・部下への接し方は大きく4つのタイプに分かれる

メンバー・部下の業務習熟度が低い順に、下記のように部下と接すれば育成はうまくいきます。

①指示型:具体的に指示を出し、メンバー・部下の動きをできるだけ目を離さず監督・統制する。
漫画のキャラクターでいうなら、「HUNTER×HUNTER」のビスケ。
グリードアイランド編の修行のシーンです。修行内容について具体的な指示を出したのちに、ゴンとキルアの横にぴったり張り付いてフィードバックをしていました。(例がマニアックですみません)

②コーチ型:指示を与えつつ、メンバー・部下の意見も取り入れて進める。
こちらも漫画のキャラでいうなら、「スラムダンク」の安西先生。
今日は練習試合をする、メンバーはこの布陣でいくなどと指示を出しながら、「試合に出させてくれ」とせがむ桜木花道の意向を取り入れるシーンもありましたね。

③支援型:メンバー・部下の意見や能力を尊重し、達成をサポートする。
大谷選手を指導していた日本ハム・吉井理人投手コーチの著書で「教えないから若手が育つ」という本があります。基本的には部下に考えさせ、ここぞという時には手を差し伸べる。これは支援型のスタンスを表した表現だと言えるでしょう。

④委任型:メンバー・部下にある程度好きにやらせて権限・行動を委任する。
「キングダム」の王騎将軍が信に稽古をつけると言って「部族たちを平定せよ」と崖に放り投げたシーンがありますが、まさにあのシーンは委任型の究極系ですね。笑

メンバー・部下の習熟度を見極めてタイプを使い分ける

基本的に、メンバー部下の習熟度が低ければ低いほど、マネジメントが重要です。
細かく定期的な目標進捗管理やフィードバック、フォローを意識すると良いでしょう。

逆にメンバー・部下の習熟度が高ければ、リーダーシップが重要です。
目指す方向性や目的、ゴールなど上司の脳内を共有するのに重きをおくと良いでしょう。

リーダー側が「自分はいつもこの型だな。習熟度が低いメンバー・部下とは相性が悪いな」などと枠にはまるのではなく、メンバー・部下に応じてどの型で接するべきかを見定め、どの型にもなれるようスイッチを切り替えるのがミソです。

マネジメントとリーダーシップの違いを理解して優れたリーダーに


いかがだったでしょうか。
メンバー・部下の育成を上手に行い優れたリーダーになるには、リーダーシップとマネジメントの違いをしっかり理解し、それぞれ使い分けることが重要です。
今回の内容を参考にして、是非組織を前進させてくださいね。

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坂牧真
坂牧真

インビジョン株式会社 戦略人事 世界一周を果たしたインドア人間。真理と心理の追求者 生きづらい人の心をほぐしたい Twitter:@hoghog1122


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